宇宙からみた台風

防災の知識

台風の窓ガラス対策は万全?効果的な方法を防災士が解説します。

困っている人

  • 台風の時に窓ガラスが割れそうで怖い。
  • 対処方法が知りたいです。

こんにちは。防災コンパスへようこそ。

今回は「台風の際に行うべき窓ガラス対策」について説明します。

防災アドバイザ

 

この記事でわかる事

  • 対策なしの危険例を紹介
  • 台風の効果的な窓ガラス対策
  • 割れてしまった時の正しい対処方法

 

まず結論として台風での窓ガラス対策は必ず行うようにしてください。

毎年9月から10月にかけて台風の被害が多く発生しますが、その中でも1番多いのが窓ガラスが割れる被害なんです。

しかし、「我が家は大丈夫だろう」とか「物なんて飛んでこないさ」など、台風を甘く見て窓ガラス対策をしていない家庭が多いです。

特に普段から風の穏やかな内地などにお住まいの方は、風害の怖さを知らないので注意が必要ですね。

本記事では防災士である筆者が台風の際に行う窓ガラス対策と万が一割れてしまった時の対処方法をご紹介します。

この知識を覚えておくだけで台風での適切な対策がうてるので、あなたとご家族の安全をまもる手助けとなります。

 

台風では大雨などで事前に避難することもあります。大雨・豪雨の対策はこちらの記事を参考にしてください。

【最新版】大雨・豪雨・浸水災害の防災グッズを防災士が紹介します。

 

台風で窓ガラス対策をしていないとどうなるの?

割れた窓ガラス

 

まずは台風のさいに窓ガラスの対策をしていなかった場合、どのような被害が起こるのか実例をもとにご紹介していきます。

想定される被害は以下の2つになります。

 

想定される被害

  • 飛来物で窓が割れる
  • 割れた窓ガラスが部屋中に散乱する

 

飛来物で窓ガラスが割れる

 

日常では考えらえないですが、台風では物が飛んできて窓ガラスが割れるケースが多いです。

窓ガラスは風圧で割れると思われている方もいますが、それは大きな間違い。

理由として現在住宅で使用されている窓ガラスは、平成12年建設省告示に示された基準による「耐風圧設計」のもと作られているからです。

一般的な住宅でも、台風の最大瞬間風速には十分に耐えうるだけの設計がなされているので、風圧だけで割れることは基本的にないでしょう。

ですが、物が飛んでくると窓ガラスはいきなり割れてしまうので対策は必ず行いましょう。

台風で窓ガラスが割れてしまったツイートがあるのでご紹介しておきます。

 

 

割れたときの対策としてカーテンやブラインドを閉めておくのも有効的だとわかりますね。

 

割れた窓ガラスが室内に散らばる

 

窓ガラスが割れる事そのものよりも、割れた後にガラスの破片が室内に飛び散ることが非常に危険なんです。

特に夜間に発生するケースだと、割れたガラスで怪我をする可能性が高く、さらに停電が併発していたらどうすることもできませんね。

これは私が子供のころの体験ですが、台風の日の夜中に「ガシャーン」と大きな音と共に強い風が入ってきました。

子供の私は恐怖心から両親のもとへ行こうと歩いた時、大きなガラスを踏んでしまい大流血

救急車を呼びそのまま病院へ緊急搬送されて処置をうけ、朝まで待機した事がありました。

痛さを感じた直後に生暖かさがあり、大量の血が出でいたことへの恐怖心はとても大きなもので、トラウマとして今も残っています。

今では私自身が親になり、子供にはあんな思いはしてほしくないので、台風の際は必ず対策を行っています。

 

ココがポイント

台風での窓ガラス対策はあなたの大切な家族を守ることができます。

 

台風で窓ガラスを守るために行う効果的な対策を紹介

窓ガラス

 

ここからは台風の時に窓ガラスを守るために行うべき対策を紹介していきます。

窓ガラスの対策は以下になります。

 

窓ガラスを守る対策

  • 強いガラスに交換する
  • ベランダや窓の周りを整理する
  • シャッター(雨戸)や飛散防止フィルムなどを使う

 

記事の冒頭でも説明しましたが、基本的に窓ガラスは飛来物の衝撃で割れることが多いです。

ですから、飛来物が飛んでこない・飛んできたときのを考えて対策をすれば被害は最小限に抑えることができますね。

上記で紹介した方法はどれも飛来物を想定しての対策となるので、順に説明していきます。

 

【対策1】 強い窓ガラスに交換する

 

単純ですが窓ガラス自体の強度を上げてあげれば飛来物が飛んできても安心ですね。

交換する目安としては自宅の中で1番大きなガラスが良いと考えます。

理由としては

 

  • 割れた時の被害が大きい
  • リビングの可能性が高い事から

 

この2つがあげられます。

強度の高い窓ガラスへの交換は費用がかかるので、交換する窓を決めて行うと良いでしょう。

 

ココがポイント

台風対策での窓ガラスの相場は1枚5万円~10万円です。種類があるので見積もりを取ることをおすすめします。

 

【対策2】 ベランダや窓ガラスの周辺を整理しよう

 

これは基本的な事ですが、風で飛んで来るものや当たりそうな物を片付けておきましょう

これを忘れると飛来物が衝突する確率が大幅に上がりますよ。

私が子供のころに怪我をした原因も「片付けていなかった洗濯竿」だったので、台風前のベランダや窓ガラス周辺は良く確認してください。

 

【対策3】 シャッター(雨戸)や飛散防止フィルムなどを使う

 

 

昔なら台風の日は雨戸を閉めていましたが、最近の住宅では付けない事が多くあります。

私の家はリビングとダイニングに計3か所シャッターを設置してありますが、やはり安心感はかなりのもの。

飛来物による衝突は防げますし、もちろん風圧もシャットアウトなので大きな石でも飛んでこなければ窓ガラスは割れることはないですね。

私のおすすめはシャッターの設置ですが、その他にも対策方法はあるのでご紹介します。

以下の表を確認してください。

 

 対策 目的 効果 費用

シャッター(雨戸)を取り付ける

窓ガラスの割れ防止

効果は非常に大きく、飛来物・風圧から窓ガラスを守ってくれる。安心感は抜群。

10万~20万

窓ガラスに段ボールを貼る

  • 窓ガラスの割れ防止
  • 割れたときの飛散防止
割れ防止の効果は少ないが飛散防止効果は抜群。手軽に安価で行えるので緊急的に使える対策です。 2000円

窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る

割れたときの飛散防止 飛散防止の効果は大きい。スマホのフィルムをイメージしてもらえればOK。 2000円~5000円
窓ガラスにガムテープ(養生テープ)を貼る 割れたときの飛散防止 効果は少ない。手軽に行えるので緊急時におすすめ。段ボール×ガムテープで使うと効果がアップします。 200円

 

事前に対策をしておくなら飛散防止フィルムが良いですが、緊急的な対策の場合は「段ボール」×「ガムテープ(養生テープ)」を貼り付けてください。

多少の割れ防止と高い効果の飛散防止が可能です。

貼り方は以下を参考にしてください。

 

 

この上から段ボールを貼れば緊急時の対策としてはOKです。

 

窓ガラスが割れてしまった時の対処方法

 

台風で窓ガラスが割れないよう対策方法をご紹介しましたが、ここからは万一割れてしまった時の対処方法を説明していきます。

応急的に対応は以下の2つです。

 

窓ガラスが割れた時の対処方法

  • 部屋を離れる
  • 毛布などをかぶり安全確保

 

窓ガラスが割れてしまった時にはすぐに片づけようとは思わないで下さい。

台風の最中にそれを行うのは危険ですので、まずは落ち着いて部屋から避難するか毛布などをかぶり安全確保に努めてください。

 

台風の窓ガラス対策 まとめ

Summaryと書いてあるスマホ

 

それではまとめていきましょう。

 

窓ガラスを守る対策

  • 強いガラスに交換する
  • ベランダや窓の周りを整理する
  • シャッター(雨戸)や飛散防止フィルムなどを使う

 

窓ガラスが割れた時の対処方法

  • 部屋を離れる
  • 毛布などをかぶり安全確保

 

台風の窓ガラス対策についてご紹介しました。

私の過去の経験もあり窓ガラス対策は必ず行うことをおすすめします。

まずは飛来物からガラスを守る事、次に割れた時に部屋への飛散を防ぐことを考えた対策をしてください

パニックになることが1番危険なので、冷静に対処することが大切な家族を守ることにつながります。

それでは。

 

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