「副業に興味はあるけれど、まだ手を出していない」とか「今のままではいけないと分かっていても、特にアクションを起こしていない」という人がたくさんいます。
ですがこれからの時代、将来を見据えて自分の人生は自分で作っていくという考え方が必須になります。
そして「副業に取り組む」というのも、その内のひとつの軸になるのです。
今回は「副業をしないとやばい5つの理由」と題して、本業だけで生きている人に対して注意喚起の情報をまとめていきます。
これからの時代、副業をしないとやばい5つの理由とは??
副業をしないとやばい理由は、次の5つの理由です。
- 会社で働くしか選択肢が無くなってしまう
- 本業のみだと老後の蓄えが足りなくなる
- 収入が無くなるリスクがある
- 副業をやっている人と差がついてしまう
- 人生の自由度が上がらない
1. 会社で働くしか選択肢が無くなってしまう
これからの時代、働き方にはいくつか選択肢を持っていないとリスクがあります。
副業に手を出さず、会社で働く給料だけで満足していると、会社で働かなければ生きていけない状態になっているわけです。
これはとても大きなリスクと言わざるを得ません。
- パワハラやいじめなどに耐え続ける
- 転勤や出張などに従い続ける
- 残業や休日出勤で自由が奪われ続ける
このような辛いことや嫌なことがあったとしても、会社で働き続けるために我慢するしかないのです。
例えば、ある日転勤してきた新しい上司が「とんでもないパワハラ上司だった」としましょう。
その日から毎日辛いパワハラに苦しめられてしまうわけですが、その会社で働き続けなければ生きていくお金が手に入らないので、どんなに辛くても会社に行かなければなりません。
上司は入れ替わるものだとしても、次にやってくる上司もパワハラする人かもしれませんよね。
このように、会社に縛られているせいで、どんなに理不尽な状況であっても、どんなに辛い労働環境であったとしても、会社を辞められないのです。
2. 本業のみだと老後の蓄えが足りなくなる
副業をしないとやばい2つ目の理由は「本業のみだと老後の蓄えが足りなくなる」というところです。
最近よく話題になっている「老後2000万円問題」を例に考えていきます。
老後2000万円問題というのは以下になります。
- 夫65歳、妻60歳の夫婦
- 両者とも30年間生きると仮定
- 生活費が毎月5.5万円の赤字
上記の条件で計算すると、2000万円不足するというものです。
誰しも当てはまる計算では無いのですが、概ね「この計算が当てはまる人が多いだろう」ということで出された指標なんですね。
そして、一般的にパターンとして多いのが「年金のみの収入」で、かつ現役時代「夫は会社員、妻は専業主婦」という家庭です。
この家庭の場合は、国民年金と厚生年金を足し合わせても、「平均月額21万8000円」程度になります。
つまり、「月額27万3000円」で生活できたとしても、老後に2000万円足りなくなるというのが細かく見た時の結果なのです。
一般的な生活水準より少し高いとイメージされるかもしれませんが、住宅ローンが残っていたり、自家用車に乗ったらする場合は、このくらいの生活レベルになっても不思議ではありません。
誰にでも起こりうる未来だということです。
さらに、サラリーマンとして働きながら2000万円を貯めて退職するのもハードルが高いことですよね。
だからこそ、副業で老後資金の一部を準備したり、退職後も副業で生活費の一部を稼いだりすることが大切なんですね。
今の生活レベルを上げることも大切ですが、老後までを見据えた「人生トータル」でみた時に、必要なお金を稼ぐ手段としても副業が注目されていることになります。
3. 収入が無くなるリスクがある
副業をしないとやばい3つ目の理由は「収入が無くなるリスクがある」というところです。
他人事のように感じる人もいるかもしれませんが、これは誰にでも起こり得ることなので、しっかり確認しておいて下さい。
- 不祥事によって業績の低迷
- 自然災害による操業停止
- 他社からの買収による年収の減少
このように、外部の要因によってあなたの収入が減ったり、最悪のケースでは無くなったりすることもあり得ます。
例えば、会社でものすごく大きな不祥事が起こり、「会社が倒産」してしまったらどうでしょうか?
その日から突然、あなたの銀行口座にはお金が入って来なくなるわけです。
倒産までいかなくても、業績が大きく低迷してしまい、給与カットやボーナスカット、リストラなどに直面する可能性だってあるのです。
「安定して給与が貰える」「徐々に給与が増えていく」「定年退職まで働き続けられる」という前提があって初めて、本業だけで生きていくことが成立します。
経済状況が不安定で、会社がどうなるかわからない時代だからこそ、これらのリスクを軽減するために「副業で稼げる力を付けておく」ということが重要になります。
4. 副業をやっている人と差がついてしまう
ビジネスの世界は「実力社会」ですから、自ら知識やスキルを伸ばしていかないと、収入を安定させたり増やしたりすることができません。
会社員の世界も、以前に比べると「年功序列」や「終身雇用」が崩れ始めていて、「実力主義」の側面が増えてきました。
同じような環境で、同じような仕事をしているだけだと、ある程度のところから成長が止まってしまうのです。
- 文章力、説明力
- 時間管理力、自己管理力
- マーケティングスキル
- コミュニケーションスキル
自ら副業で稼いでいる人は、上記のような「本業にも応用が効く知識やスキル」が自然と身についていきます。
これが大きな差となって、本業でも収入が増えたり、実績を上げられるようになったりするわけですね。
副業をやっている人とそうでない人の差は、後々「埋まらない差」となることは間違いないでしょう。
5. 人生の自由度が上がらない
副業をしないとやばい5つ目の理由は「人生の自由度が上がらない」というところです。
本業の仕事をやっているだけだと、65歳までは会社の言う事を聞きながら働き続けなければなりません。
- 転勤や出張に逆らうことができない
- 通勤に便利な場所に住む必要がある
- 翌日の仕事に備えて就寝時間を決める
このように、生活の中心にはいつも「仕事」があって、人生の大部分を拘束しています。
そのために時間の使い方はもちろん、住む場所まで限定されてしまうのですから、人生の自由度は低くなりますよね。
給与も一定の範囲内でしか増えることはありませんから、決して余裕がある状態とは言えない人も多いでしょう。
副業を頑張っていけば、
- 今よりも収入が増えて余裕が生まれる
- 成功すれば脱サラすることもできる
- 早期退職を目指すことができる
このように、副業によって「人生の自由度が上がる」と言えます。
やってみたいことに使うお金が手に入ったり、退職時期を早めて夢を追いかけたりできるのも、副業で成功を掴んだ人が得られる特権です。
まとめ
「副業をしないとやばい5つの理由」についてお伝えしました。
時代の流れはものすごいスピードで進んでいますし、日本は特に不安定な経済状況になっていますから、「今までと同じ」ではダメなのです。
「副業をすること」がすべてではありませんが、副業で稼げるようになるだけでも、人生の選択肢が大きく増えるのです。
今となっては「スマホひとつで始められる副業」や、「初心者からでも始められる副業」がたくさん出てきましたので、小さく始めてみてはいかがでしょうか?