筋肉トレーニングは果たして自己啓発として有効的なのでしょうか。以前、私は、能力アップしても、心の成長がないものに対しては自己啓発ではないといういい方をしています。
この件に対して異論を持っている方々も多いので、今回筋トレに焦点をあてて解説したいと思います。
筋トレは自己啓発か
筋肉トレーニングは、自己能力アップは実現出来ても、心の成長は出来ないから自己啓発ではないという意見も多数あります。
しかし、一方では筋トレで心も成長することができるではないか……という主張もあります。心の成長があれば、自己啓発と見ていいでしょう。
今回、筋トレの価値について考えてみたいと思います。
筋トレは身体をトレーニングするだけのものか
おおかた、筋トレは身体をトレーニングするだけのものという見られ方をしています。筋トレばかり熱中していて、筋肉ムキムキの人はちょっと頭の中で空っぽでは……という疑われ方をしている方々もきっといるのではないでしょうか。
しかし、身体を鍛えるということは=心もトレーニングすることなのです。もちろん筋トレだって、目標を達成することは全然簡単ではありませんし、もう無理……という自分自身に対して、もう少し頑張れまだまだやることができると声かけするのは自分自身の心です。
筋トレに成功したときには、心もいろいろつらいことがあっても耐えることができるよう成長することができます。
筋トレで得ることができたのは、筋肉ムキムキの身体だけでなく、
自分の限界を乗り越えたという成功体験の積み重ねです。自分の限界を乗り越えたという成功体験の積み重ね=自信と言っていいのはないでしょうか。
やがて今までだったらこんな仕事はこなすことができないと思っていたはずなのに、そのような仕事も乗り越えることができるパワーが身に付けることができます。
また、筋トレすることで食事のクオリティーもパワーアップさせることができます。筋トレしている方々のほとんどは、食事管理にも徹底している方々が多いです。筋トレ=健康だとすれば、なぜ自己啓発と筋トレが無関係ということができるでしょうか。
まずは、人たちは健康な心、身体を持ち合わせていないと先へ先へとステップアップすることができないので。
PDCAの習慣が身に付く
筋トレに成功した方々は、闇雲に筋トレをしている訳ではありません。 そこには、「計画」し(Plan)、「実行」し(Do)、「検証」し(Check)、「改善」する(Action)、もしくは「調整」する(Adjust)という流れが踏まれていることでしょう。
例えば、「胸囲を○cmから○cmにする」という目標をたてることができれば、目標を達成することができるようにベンチプレスなどのメニューを組んで、1ヶ月ごとに結果を検証するという綿密な作業が行われることになります。
そして、その段階で思っている効果を得ることができなければ、メニューを改善することもしているでしょう。
筋トレしている人たちの頭には、PDCAにちゃん従えばば結果は出すことができるという認識がどんどん成長しているのです。
PDCAにちゃんと従えば結果は出る、というマインドは、仕事、プライベートの世界でも充分活かすことができるはずです。
まとめ
いかがでしょうか。今回、筋トレが自己啓発かというお話しをしました。筋トレは、自己能力を高めるものであっても、心を成長させるものではない例として扱われていることがあります。
しかし、実際には、筋トレで心も成長していることがよくわかったのではないでしょうか。
また、心を成長させることができてない人たちは、是非そのような意識をして筋トレしていただければと思います。
そのときは筋トレにも成功して、心も成長することができるようなるでしょう。
筋トレは、心を元気にすることができて、PDCAの習慣を身につけることができる手段の一つにもなりうるものです。
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