「どうしてもお金が必要なのにどこからも借りれなくてピンチ! どうしよう……」と、お困りの方、ここでは、そんなどこからもお金を借りられずに困っている人必見の情報をお伝えします。
合わせて、注意点などもご説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
お金が必要なのにどこからも借りれない状況に陥ったらすべきこと
どこからもお金を借りれない状況に陥ったら、まずは以下の点について考えてみましょう。
- 現状を把握してできることから考えてみる
- 家族や知人などに借りられないかを検討する
- 借りることではなく稼ぐことを考える
落ち着いて現状を分析し、身近なところからピンチを脱する方法を探ってみることをおすすめします。
まずは現状を把握してできることから考えていくこと
どこからもお金を借りれない状況に陥ってしまうと、気持ちばかりが焦ってしまって冷静な判断ができなくなります。冷静な判断ができなくなると、闇金など違法な貸金業者の甘いささやきに引きずり込まれてしまうことも考えられますので、焦りは禁物です。
「どこか借りられるところを見つけなきゃ!」と、焦ってしまう気持ちは理解できますが、まずは一旦落ち着いて現状の整理をしてみましょう。落ち着くことで問題が即解決するわけではありませんが、闇金へ走ってしまうなど状況が著しく悪化してしまう事態を防ぐことができます。
可能ならば家族や知人、勤務先などにお願いしてみる
銀行や消費者金融など、金融機関や貸金業者からお金を借りられないなら、勇気を出して身近な人たちに相談してみるという方法もあります。実際、どこからもお金を借りることができなかった人が、家族や友人に相談してみたことであっさりと問題解決してしまった例もあります。
もし、家族や友人に相談できない、もしくはお金の相談ができるほどの関係性ではないということなら、勤務先に給料の前借りができないか相談してみるという選択肢もあります。
相談する勇気さえ持てれば検討の価値がある
家族、親戚、友人・知人、勤務先など、いずれを頼るにしても恥を忍んで相談する勇気が必要なので、かなりハードルは高いかもしれませんが、背に腹は代えられない状況なら、検討してみる価値はあります。
借りるのではなく日払いバイトなどで稼ぐ
どうしてもお金が必要なら、借りるという選択肢を捨てて、働いて稼ぐのもおすすめの方法です。実際問題、金融機関や貸金業者から借りられたとしても、希望の金額を借りられるかは審査をしてみないとわかりません。
それなら、自分で働いて稼いでしまった方が確実性が高いです。すぐにお金が必要なら日払いや週払いが可能なバイトを探すという方法もあります。必要な金額がそれほど高額でなく、緊急性を要しないのであれば、そうした選択肢を視野に入れてもいいでしょう。
借金の返済に充てるなら減額できないか問い合わせてみる
お金を借りたい理由が別の借金返済に充てるためだとしたら、債権者に対して返済金の減額ができないかお願いしてみましょう。銀行でも消費者金融でも、返済に困った際は相談することで何かしらの対応をしてくれます。
銀行や大手消費者金融であれば、主に以下のような対応をしてくれます。
利息分の返済だけでOK | 返済困難に陥った場合、相談すればその月の返済額を金利分のみにしてくれるなどの対応をしてくれる |
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返済期日の延長 | もし返済を遅延もしくは延滞しそうな場合、事前に相談すれば任意の希望日まで返済期日を延長してくれる ※遅延損害金は発生してしまうので注意 |
どのような対応をしてくれるかは、それぞれの金融機関や貸金業者によって異なります。しかし、相談したからといって無下に扱われるとか、厳しい言葉を浴びせられるといったようなことはまずありません。
ちなみに、お金の貸し借りは信用性の下に行わる取引なので、たとえ返済の遅れというネガティブなことであっても、事前に相談をするという真摯な態度を示すことにより「信頼性の高い人物」という好印象を与えることにもつながります。
お金が必要なのにどこからも借りれない人必見!ピンチを脱出する方法
どうしてもお金が必要な場合、銀行や大手消費者金融を利用する以外にも様々な方法があります。
- 街金など中小の貸金業者を利用してみる
- 不動産担保ローンを検討する
- カードローンの増額申請で乗り切る
- 質屋やフリマなどで現金化
- 多重債務で苦しんでいるなら債務性も選択肢に
- 国や自治体などの公的サービスに申し込む
大手にこだわらなくても、中小の貸金業者を利用する方法もありますし、質屋やフリマなどで手持ちのアイテムを現金化してしまう方法や公的サービスを利用する選択肢もあります。
中小の消費者金融や地元の金融機関を利用してみる
お金が必要だと考える人はまず利用するのは、インターネットの広告でも目にしやすい大手の銀行やネット銀行、さらにユニークなテレビCMでお馴染みの消費者金融のカードローンでしょう。
ところが、お金を借りられる金融機関や貸金業者はほかにも存在します。金融機関であれば、地方銀行、信用金庫、信用組合などでもフリーローンやカードローンを扱っていますし、貸金業者であれば各都道府県で昔から営業している、いわゆる街金と呼ばれるような貸金業者もあります。
金融機関は保証会社が大手の信販会社や消費者金融なので注意
ただし、地方銀行や信金・信組で扱うフリーローンやカードローンは、ほぼ大手の信販会社や消費者金融が審査を行っているので、「高額な預金をしている」など、よほどの理由でもない限り審査通過は厳しいかもしれません。
それならば、比較的柔軟な審査難易度で知られる中小の貸金業者(街金)に申し込んだ方が、審査通過率という面では有利です。街金は全国的に減少傾向にありますが、もしお住まいのエリアに昔から営業している地元に根付いた街金があるなら、相談先の候補として挙げてみてもいいでしょう。
また、中堅の消費者金融の中には全国の融資に対応しているところもあります。実際に、どこからもお金を借りられない人がそうした中堅の消費者金融の審査に通ったという事例も少なくありません。
不動産があるなら不動産担保ローンの利用も検討
審査通過率の高さだけで見れば、不動産担保ローンも確実性の高いローン商品です。文字通り担保を用意して借入することができるため、無担保融資よりも融資を受けやすいのが魅力です。
土地や建物を持っていて不動産担保ローンの対象者になれるのであれば、ぜひとも利用を検討しておきたい方法です。
カードローンを利用しているなら増額申請をしてみ
もし、今現在カードローンを利用しているなら、カードローンの利用限度額を増額してみるという方法もあります。増額申請は、大手であればネットから申し込めますし、電話での申請も受け付けています。
しかし、増額申請には審査があり、しかもかなりシビアな審査が行われます。新規でカードローンに申し込むよりも、増額申請の審査の方が厳しいことでも知られていますので、安易に増額申請してしまうのは現実的ではありません。
持っているものを質屋やフリマアプリで現金に換える
すぐに現金が必要! ということなら、自分の持っているアイテムを売って現金化してしまうのがもっとも手っ取り早いです。代表的な方法として質屋が挙げられますが、最近ではフリーマーケットほかフリマサイトやフリマアプリなどが人気です。
ブランド物の財布やバッグ、時計など、人気のアイテムであればあるほど高額で売ることもできます。
借金が多いなら債務整理を検討してみるのも方法
多重債務が原因で首が回らない状況になり、借金返済のために新たな借金をしようと考えているなら、思い切って債務整理をしてしまう方が得策です。
債務整理には、借入総額を減らせる任意整理から、借金すべてを帳消しにできる自己破産まで、いくつかの種類が用意されていますので、肩の荷をおろして再スタートしたいならぜひとも検討しておきたい方法であることは間違いありません。弁護士などの専門家に相談してから手続きの代行をお願いする流れが一般的です。
最終手段として公的な融資制度への申し込みを考える
収入の少ないことが原因でお金に困っているのであれば、国や自治体などの公的な融資制度などを利用するのがおすすめです。
代表的な融資制度としては、各市町村の社会福祉協議会で申し込める「生活福祉資金」があります。低所得者や障害者世帯に向けたサービスで、生活支援費や教育支援費、不動産担保型生活資金などの各種サポートを受けられます。利用を検討したい場合は、最寄りの社会福祉協議会で相談を受け付けてくれます。
その他、ハローワークの「求職者支援資金融資制度」や、厚生労働省の主導する「母子父子寡婦福祉資金貸付制度」などもありますし、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)にお住まいなら生活サポート基金の利用も可能です。
各都道府県や市区町村によって様々な融資制度がありますので、お住まいの役所・役場で詳細を確認してみることをおすすめします。
お金が必要なのにどこからも借りれない人の特徴
お金を借りられない人の特徴としては、以上のような点が挙げられます。
- 審査要件を満たしていない
- ブラックリストなど信用情報に問題がある
- 申し込み時の記載内容に問題がある
収入が不安定もしくは無職など審査要件を満たしていない
カードローンなどの無担保ローンは、比較的申し込みの門戸が広いですが、あまりにも低収入であるケースでは審査通過率が低くなります。もちろん、無職ではほぼ確実に審査通過は見込めません。
近年では、低年収であってもパートやアルバイトなど何らかのかたちで働いてさえいれば申し込むことのできるカードローンも増えてきましたが、限度額が低いため希望どおりの金額を借りられる保証はありません。
個人信用情報(クレジットヒストリー)に問題がある
どこからもお金を借りられない人の特徴としてもっとも多いのが、「信用情報に問題がある」ことです。信用情報に問題がある人と聞いて真っ先に思い浮かぶのがブラックリストですが、それ以外にも様々な理由が存在しています。
ブラックリスト | 過去10年以内に自己破産をしている・過去5年以内に滞納などの経験がある ※信用性皆無と判断されるのでほぼ審査通過不可 |
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スーパーホワイト | ブラックリストの期間があけたばかり(喪明け)で、クレジットの利用履歴がまったくない状態 ※信用履歴がないため過去に金融事故を疑われてしまうので審査に落ちる可能性が高め |
申込ブラック | 過去6カ月以内に何度もカードローンやクレジットカードに申し込んでいる状態 ※お金に困っているのではないかと疑われてしまうため高確率で審査に落ちる |
借入額/借入件数 | 他社借入額や借入件数が多い ※貸金業法では年収の1/3まで(銀行もほぼ同様の基準) ※借入件数は3件超だと厳しい(4件でも審査通過できる可能性もあり) |
社内ブラック | 信用情報はまったく問題ないが、特定の企業内でのみ要注意人物としてブラック扱いされている ※過去に自己破産や延滞などで迷惑をかけた場合は社内ブラックとして登録されていることがある |
以上に該当すると、審査通過率はかなり低いです。各社の審査における最近の傾向では、他社借入額や借入件数の数などを重視するケースが多いです。
遅延や延滞などもなく、過去に金融事故すら起こしていないのになかなか審査に通らない場合は、現在の借入額や借入件数が原因になっている可能性があります。
また、社内ブラックになっていると問答無用で審査に弾かれてしまいます。クレジットカードのアメックスなどのように、入会審査は非常に柔軟なのに一度でも遅延してしまうとすぐに社内ブラックとして登録してしまうような、シビアな企業もあります。
スマホやケータイ料金の未納や奨学金の返済滞納も審査に悪影響
スマホやケータイの機種代金を毎月の通話料と一緒に分割で支払っている人や学生時代に奨学金を利用していた人は、スマホの通話料や奨学金の返済を滞納してしまうだけで信用情報に反映されてしまいます。なぜなら、機種代金も奨学金も「ローン」に分類されるからです。
滞納の場合は信用情報に5年間掲載されてしまいますが、概ね3カ月以上の滞納が対象となるケースがほとんどですので、なるべく早めに解消しておくのが望ましいです。
申し込み時に嘘の情報を記載している
カードローンなどに申し込む際、嘘の情報を記載していると審査に落とされてしまいます。自分では嘘をついていないつもりでも、年収や勤続年数、居住年数などの数字が違うだけで審査に悪影響が出てしまいます。
過去に申し込んだ情報というのは保証会社に残っていますし、信用情報機関でもある程度の情報を知ることができてしまいますので、申し込む際には注意が必要です。
たとえ異なる銀行のカードローンであっても、保証会社が同じということも多々あります。面倒くさいからといって、適当な情報を記載することだけは避けましょう。
お金が必要なのにどこからも借りれない状況に陥った際の注意点
お金が必要なのにどこからも借りることができないときの注意点として、以上のことを意識しておきましょう。
- ブラックリストでないかチェックしてみる
- 申込ブラックに注意する
- 闇金など違法な業者に手を出さない
- クレジットカード現金化などの違法な方法に頼らない
先述しましたが、焦ってしまうと冷静な判断ができませんので、とにかく落ち着くことを優先しましょう。
自分がブラックリストでないかを事前にチェックしておく
どこからもお金を借りられないとき、最たる原因として考えられるのが信用情報がブラックリストに該当していることです。
自分がブラックリストに該当するかどうかは、信用情報機関に開示請求することで確認できます。個人信用情報機関としては、CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターの3つがありますが、それぞれで開示を請求できます。
CIC | ・開示方法はネット、郵送、窓口の3種類 ・開示手数料はネットと郵送が税込1,000円、窓口は税込500円 |
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JICC | ・開示方法はスマホ、郵送、窓口の3種類 ・開示手数料はネットと郵送が税込1,000円、窓口は税込500円 ※郵送オプションを利用の場合、速達と本人限定郵便でそれぞれ税込300円が別途必要 |
全国銀行個人信用情報センター | ・開示方法は郵送のみ ・開示手数料は税込1,000円 ※支払いはコンビニか定額小為替証書のみ |
詳しい開示請求の方法はそれぞれの公式サイトを参照してください。
CICとJICCについては、支払い方法でクレジットカードを選べますが、全国銀行個人信用情報センターはクレジットカードには対応していません。コンビニのマルチ端末か定額小為替証書のみでの受付です。
焦って闇金など違法な金融業者に手を出さないこと
もっとも気を付けたいのが、闇金などの違法な業者に頼ってしまうことです。そもそも闇金は貸金業としての認可を受けておらず、法律を無視したありえないほどの高金利です。正常な貸金業者なら金利は最大でも年20%ですが、闇金はそれを遥かに超える高金利に設定しています。金利が高すぎてまともに返済を続けることができず、脅迫まがいの取り立てに苦しむ結果につながります。
最近では、SNSなどで「個人的融資」と謳ってお金を貸す違法業者も増えています。こちらも、実態は闇金とほとんど変わりません。個人的融資と聞くとどことなく安心なイメージを抱きがちですが、何の見返りもなしにお金を貸す物好きなどまずいません。甘い言葉に惑わされないように注意しましょう。
クレジットカード現金化も避けるべき
クレジットカードの現金化は、ショッピング利用枠を現金化させることのできる夢のような方法です。クレジットカードの現金化には2種類のタイプがあります。
アイテムを購入して現金化 | 金券やブランド品などをクレジットカードで購入して、金券ショップなどに売って現金化する方法 |
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現金化専門の業者 | 現金化専門の業者を利用してショッピング枠を現金化する方法 |
こうしたクレジットカードの現金化は違法でこそないものの、極めてグレーな方法です。ショッピング枠の現金化を認めていないカード会社がほとんどなので、発覚するとクレジットカードの強制解約というリスクもあります。
まとめ|お金が必要なのにどこからも借りれないときこそ冷静に
お金が必要なのにどこからも借りれないのは本当に辛い状況ですし、怒りや焦りといった感情でいっぱいになってしまいますが、状況が悪いときほど冷静な判断が求められます。
銀行や消費者金融にこだわらなくても、金を用立てする方法があるということを知っておきましょう。焦って闇金などに頼ってしまっては、後から後悔してもしきれない結果になってしまいますので、ぜひ本記事を参考に後悔のない方法をチョイスするようにしてください。
最近では、SNSなどで「個人的融資」と謳ってお金を貸す違法業者も増えています。こちらも、実態は闇金とほとんど変わりません。個人的融資と聞くとどことなく安心なイメージを抱きがちですが、何の見返りもなしにお金を貸す物好きなどまずいません。甘い言葉に惑わされないように注意しましょう。
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